自然治癒力を感じられるPRP療法
タイトルにあります「PRP療法」とは、英語のPlateletーRich・Plasmaの頭文字を取った略語で、日本語ですと「多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)」、つまり血小板を多く含んだ血液成分という意味の治療を意味します。
PRPは15ミリリットルほどの採血を行って、採血したものと抗凝固剤を混ぜ合わせてから、遠心分離機にかけ作成します。
高濃度の血小板には、さまざまな成長因子が含まれていますので損傷した組織に注射することで人体の自然治癒力を活性化させることが可能です。
そのため治癒や生成速度が上がるだけでなく、自分自身の血液から作り出されたPRPを注射していますので、アレルギーや感染の心配がありません。
東大阪市にある「そばじまクリニック」ではステロイド(もともとは体内の副腎でつくられているホルモンで、このホルモンが持つ作用を内服薬・塗り薬・注射を用いて治療に幅広く使われていますが、デメリット部分もあり議論されています。
)を使わず、自身の体内に持つ治癒力で改善を目指しているあるPRP療法で有名です。
このクリニックでは、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」において求められる「再生医療等提供計画」に関する届け出を近畿厚生局に提出し、2016年に受理されました。
これによって第2種・細胞培養加工物(PRP)の関節内注射が可能になり、アキレス腱炎・肉離れ・いわゆるテニス肘などの痛みに対する効果が得られるようになったのす。
